収集するデータ
ネット不調チェッカーは、詳細な診断本文、測定値、保存履歴本文、共有レポート本文をアプリデータとして開発元が運営するサーバーへアップロードしません。また、診断に使ったIPアドレスやMACアドレス、推定ゲートウェイ、ホスト名・DNS名、LAN機器名・ポートをAnalyticsイベントへ含めません。利用状況共有がオンの場合、後述する選択した症状・結果状態を含む固定カテゴリ、限定した件数・処理時間、ランダムなアプリインスタンス識別子、SDKが付加する利用環境をGoogle Analytics for Firebaseへ送信する場合がありますが、生の診断本文は含めません。通常のネットワーク通信や第三者SDKへの接続では、通信元のグローバルIPアドレスが通信事業者に伝わり、Googleが後述のとおりおおよその地域の推定に使う場合があります。アカウント登録は不要です。アプリ内広告には Google Mobile Ads SDK(AdMob)を、利用状況の任意共有には Google Analytics for Firebase を使用します。
アプリ内では、診断、履歴表示、共有用レポート生成のために次の情報を扱います。履歴保存がオンの場合は、診断履歴としてアプリ内の履歴に保存する場合があります。
- 診断日時
- 選択した症状
- IPv4 / IPv6 アドレス
- 推定ゲートウェイ
- DNS名前解決の結果
- インターネット接続確認の結果
- LAN機器候補のIPアドレス、推定種別、応答ポート
- 生成されたレポート本文
- レポート生成時のアプリバージョン
- 履歴保存設定、診断完了回数、および購入案内・レビュー依頼の表示タイミング調整に使うアプリ内状態。旧バージョンが保存したオンボーディング完了状態は、アップデート後も端末内に残る場合がありますが、現在のアプリは参照しません
- サポート情報コピーに使うOS名、OSバージョン、端末種別、保存済み履歴件数、広告削除状態
任意の利用状況共有
初回の広告表示対象となる起動時に表示されるiOSの「トラッキングを許可」をユーザーが許可し、利用状況共有について過去の選択がない場合、「利用状況を共有」がオンになり、Google Analytics for Firebaseへ次の情報を送信します。トラッキングを許可しない場合はオンにならず、利用状況を送信しません。設定から利用状況共有だけを明示的にオンにすることも、いつでも停止することもできます。停止時は端末内のAnalyticsデータとアプリインスタンス識別子をリセットし、以後の送信を停止します。
- ランダムに生成されるアプリインスタンス識別子
- 開いた画面・タブの固定カテゴリ
- 診断やツールの開始、完了、中断、および結果状態の固定カテゴリ
- 履歴、共有シート、FAQ、外部リンク、購入・復元、広告表示に関する操作の固定カテゴリ
- 確認項目数、問題項目数、保存有無、処理時間などの限定した数値
- アプリのバージョン、OS・端末種別、言語・タイムゾーンなどGoogle Analytics SDKが付加する一般的なアプリ利用環境
- 通信元IPアドレスからGoogle側で推定されるおおよその地域
診断・ツールで取得したIPアドレス、MACアドレス、推定ゲートウェイ、ホスト名、DNS名、LAN機器名・ポート、レポート・履歴本文、原因・助言文、アプリが選んだ確認先、下りMbps、反応速度、ジッター、TCP応答ロス率などの測定値はAnalyticsイベントへ含めません。氏名、メールアドレス、Apple ID、広告ID(IDFA)、ベンダーID(IDFV)、StoreKit取引ID、AdMobの広告ユニット・応答IDもFirebase Analyticsへ送りません。広告IDのAdMobでの取扱いは「トラッキングと第三者SDK」のとおりです。
Firebase Analyticsの自動画面レポート、広告パーソナライズ、IDFV収集、ユーザーID設定は無効にし、広告保存・広告ユーザーデータ・広告パーソナライズへの同意状態は拒否として設定します。収集した利用状況はアプリ改善と不具合・導線の集計にだけ使用し、クロスアプリトラッキングや個別広告配信には使用しません。Google Analytics側の保持・削除はGoogleの規約と、リリース時に確認したプロパティ設定に従います。
履歴保存は設定画面でオフにできます。オフにすると今後の新規保存を停止しますが、保存済み履歴は自動では削除されません。保存済み履歴は履歴画面から個別または一括で削除でき、設定画面からも一括削除できます。
診断中の通信
ネット不調チェッカーは、診断目的で次の通信を行います。
- インターネット接続確認として、アプリが選んだ確認先への3回の短いTCP接続(うち1回は必要な場合にDNS名前解決も確認)
- 症状別診断・通信速度ツールで反応速度を確認する場合、およびPINGツールの実行時、アプリが選んだ確認先の443番ポートへの5回の短いTCP接続
- 「ネットが遅い」の診断または通信速度ツールを実行した場合、ElevenBackの速度測定用サーバー
https://から最大約8MBを受信する下り速度測定nwchk. elevenback.co.jp/ download-test-8mb.bin - アプリが選んだホスト名のDNS名前解決
- 「機器が見つからない」の診断でローカルネットワーク確認を行う場合、または保存済みの旧「詳しく調べたい」を再実行した場合、推定ルーター1件の 80、443、53 番ポートへの短いTCP接続
- LAN内のIPv4候補に対する短いTCP接続
インターネット接続確認は、アプリが選んだ確認先へ3回の短いTCP接続を行い、この端末からインターネットまでつながるかを確認します。特定のサイトやサービスが使えることを保証するものではありません。PINGツールは、アプリが選んだ確認先の443番ポートへ5回の短いTCP接続を行い、反応速度、ジッター、ロスを端末内で算出します。速度測定用データは受信しません。「ネットが遅い」の診断は、Wi-Fiとモバイル通信のどちらでも下り速度、インターネット接続、DNS、反応速度、安定性を確認でき、推定ルーターへの接続やLAN機器探索は行いません。下り速度測定は nwchk.elevenback.co.jp(ElevenBackの速度測定用サーバー)へのHTTPS通信で、最大約8MBまたは5秒で停止し、受信量、所要時間、下りMbpsを端末内で算出します。測定ファイルの配信事業者は、通常のHTTPS配信に必要な送信元IPアドレスやアクセスログを取り扱う場合がありますが、診断結果、履歴、ローカルIPアドレス、LAN機器情報をリクエストへ付加しません。ユーザー向けの「経路」ツールは提供しません。「機器が見つからない」の診断では、ローカルネットワークの用途説明を確認した場合、推定ルーター1件を確認してからLAN機器を探索します。保存済み履歴から旧「詳しく調べたい」を再実行した場合も、必要な用途説明を確認したうえで推定ルーター1件とインターネット接続を確認します。LAN機器の確認は現在のローカルサブネット内の候補に限定し、最大96件の候補ホストに対して実行します。旧「詳しく調べたい」の再実行では、LAN機器と経路確認の両方の用途説明を確認した場合に限り、推定ルーターの確認とLAN機器の確認を同じ診断内で行います。旧「回線かルーターか」の保存済み履歴は表示できますが、新規実行と再実行はできないため、その履歴から推定ルーターの確認を開始することはありません。LAN機器の確認対象ポートは 80、443、515、631、9100、22、445、548、8080 です。ログイン情報、任意の本文データ、攻撃用ペイロード、バックグラウンドスキャン用の通信は送りません。
トラッキングと第三者SDK
ネット不調チェッカーは、広告表示のために Google Mobile Ads SDK(AdMob)を組み込んでいます。広告リクエストに、診断結果、履歴、ローカルIPアドレス、LAN機器情報、生成されたレポート本文を意図的に含めることはありません。Google Mobile Ads SDK の Publisher first-party ID は、SDK の起動前にアプリコードで無効化します。
広告を表示できる状態では、診断ホームを表示した後、Google Mobile Ads SDK の起動前にiOSの App Tracking Transparency(ATT)の許可を一度だけ要求します。許可された場合、Google Mobile Ads SDKは対象地域の同意内容に従い、広告の関連性向上や効果測定のために広告ID(IDFA)を利用し、他社のアプリやWebサイトをまたいでアクティビティを関連付けることがあります。拒否、制限、または未決定の場合、アプリは広告リクエストに非パーソナライズ指定(npa=1)を付け、publisher privacy personalization stateを無効にします。許可しなくても診断機能を利用できます。ATTの選択はiOSの設定から変更できます。
ATTとは別に、Google Mobile Ads SDK の起動前に Google User Messaging Platform(UMP)による同意情報を確認します。ATTを許可しても、対象地域のUMP同意により広告利用はさらに制限される場合があります。対象地域では同意フォームや広告プライバシーオプションを表示でき、設定画面からも利用可能な広告プライバシー設定を開けます。
App Store Connect のプライバシー回答では、Google Mobile Ads SDKとGoogle Analytics for Firebaseのデータ開示およびSDKに含まれるプライバシーManifestを確認し、Device ID、Product Interaction、Other Usage Data、Coarse Location、Purchase History、Advertising Data、Diagnosticsなどの該当項目を反映します。Device ID、Product Interaction、Coarse Location、Advertising Dataは第三者広告表示とAnalyticsの両方の目的で「ユーザーに関連付けられたデータ」として、Device IDはATT許可時に「トラッキングに使用されるデータ」として申告します。FirebaseAnalyticsCoreは引き続きIDFA、IDFV、広告保存、広告ユーザーデータ、広告パーソナライズシグナルを使用しません。
お問い合わせ
製品ページ: https://elevenback.co.jp/network-checker/
サポート: https://elevenback.co.jp/network-checker/support/
開発元: ElevenBack